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未来の食品への期待

サプリメント

健康食品以外の可能性

クロレラとは、単細胞緑藻類の一種で、地球上に出現した最初の真核細胞をもつ植物です。太古の昔から苛酷な環境下を生き延び、その驚異的な繁殖力と、人間の健康を保つために必要不可欠な栄養素をバランスよく含んでいることから、第二次世界大戦後から「未来の食品」として研究され、今では健康食品のひとつとして注目されています。しかし、クロレラの効能はたんに健康食品としてのものだけに限りません。最近では、クロレラには体内のダイオキシンを排出する効能があるという研究成果が報告されているほか、高い効率で二酸化炭素を取り込んで固定化する種類のものが発見されており、地球温暖化を防ぐ効果も期待されています。今後はクロレラの持つ、健康食品としての効能以外の面が注目されると予測されます。

摂取の際に注意すべきこと

クロレラには植物性タンパク質が多く含まれるほか、ビタミンやミネラル、緑黄素や食物繊維も豊富であるため、長く野菜に代わる健康食品として、また病気の予防に効能のある植物として愛用されてきました。その一方で、クロレラを摂取することの副作用として、嘔吐、下痢、湿疹といった症状が報告されていますが、特に致命的な副作用というわけではありません。また、食べ合わせとして注意しなければならないものとして、ワーファリンが挙げられます。ワーファリンとは、血液を固まりにくくする薬ですが、クロレラに豊富に含まれているビタミンKは、その効果を弱めてしまうことがわかっています。さらに、光過敏症との関連性も一部で指摘されていますが、それはクロレラに含まれるクロロフィルが分解される際に出る、フェオフォルバイトによるものだとされています。